アルバイト･バイト・パート・求人派遣検索

作業療法士

Occupational therapist

今回の突撃取材は、「作業療法士」のお仕事。作業療法の目標は、その人らしい生活の獲得を目指して、基本的な運動能力から社会の中で適応する能力を維持、改善すること。患者さんに寄り添い、リハビリに励む現場へお邪魔しました。

作業療法士の仕事とは？

「人は、料理を作ったり、電車通勤したり、ライフスタイルによって異なる『作業』を行っています。私達の仕事は、その『作業』に困難が生じている人に自分らしい生活を営んでもらうため、リハビリや、生活環境の改善を提案すること。作業療法は、チーム医療として看護師や医師と連携を図りながら行っています。端末で情報を共有したり、会議で治療方針を相談したり、各分野の専門家と力を合わせて治療しています。」

新人時代の話を聞かせてください！

「新人には指導者が1人つき、最初の1ヶ月はマンツーマン指導、3年間は相談役として見守ってくれます！私の最初の患者さんは、右片麻痺でした。料理ができるようにリハビリを行い、退院した後“こんな料理が作れるようになったよ”と報告が。その後も多くの患者さんと関わり、治っていく過程を見届ける度にやりがいを感じています。勉強会や研修の機会もあるので、成長できる環境が整っていますよ。」

どんな人が向いていると思いますか？

「『患者さんにきちんと向き合える人』が向いています。良い治療を行うためには、心の通ったコミュニケーションを図り、信頼関係を築くことが大切。そのため、患者さんのライフスタイル等を調べて“どんな治療が必要か”を常に考えています。例えば、配達の仕事をされている患者さんには“何キロのものを何メートル運べるようにする”など、日常生活に戻った時を想定して、その人に合った作業療法を行っています。」

筑波メディカルセンター病院

地域医療支援病院として、救急救命センターとして、そして茨城県地域がんセンターとして各専門分野を充実させた病院です。