①送迎や入浴介助などスタッフの担当割をすることも介護クリエイターの仕事のひとつ!
②歌を歌ったりタンバリンなどの打楽器を演奏♪利用者に人気のミュージックケア!
③利用者とのスキンシップは楽しみのひとつ。1人ひとりと接する時間はとても貴重!
④入浴前にタオルやカゴを準備。広い脱衣所には椅子もあり転倒防止の工夫がされています。
⑤講義に使用する資料作成。介護の現場をリアルに伝えられるよう工夫しています!
介護クリエイター
Care creator
今回は「歩行強化型デイサービス」をコンセプトにしたデイサービス施設で働くスタッフさんに突撃取材。認知機能の予防に効果のあるミュージックケアや講義用の資料作成などを行う「介護クリエイター」のお仕事を体験してきました♪
稲田さんについて教えてください!
専門学校を卒業後、他県で20年ほど介護の仕事をしてきました。現場を離れて相談員や事業管理を任せられるようになった頃、実家のある茨城県に戻ることになり転職を決意。「もみじ館」で募集していた「介護クリエイター」という聞き慣れない業種に惹かれて働くことを志願しました。介護職プラス専門学校や地域住民の方に講義をするのが主な仕事。1度現場を離れたからこそ「もみじ館」で現場の楽しさを再認識することができ、毎日楽しく仕事をしています。
仕事をする上で気をつけていることや
意識していることを教えてください!
利用者やご家族の立場になってサポートをすることです。例えば、施設ではご飯や入浴介助、歩行困難な方には車椅子を貸し出しすることが可能です。しかし利用者の主な生活は自宅になります。その自宅に戻った時にご家族が全てを介助できるとは限らず、車椅子を使える環境とも限りません。そのため全ての事に手を貸すのではなく、少し無理をしても自分のことは自分でできるようにサポートしています。利用者の生活環境に合わせた介助を心がけています。
ズバリ、やりがいを教えてください!
挨拶や入浴・排泄の介助など全てが楽しく、やりがいを感じます。しかし理想と現実とのギャップに戸惑うことも…。それでも仕事を続けてきて分かったことは自分次第!ということ。そして信念を貫くことで、仲間からの信頼を得て働きやすい環境へと変化しました。学生や地域の方に講義をするときには、少しでもギャップがなくなるように現場の事例を多く伝えるようにしています。自分の得た知識を後輩たちに伝えていくことも、今ではやりがいのひとつです。
デイサービスセンターもみじ館
自分の足で歩く為の運動プログラムを提案。複数のメニューの中から関心のあるものを選べるようになっており、個々の身体状況によって利用できる施設です。
住所 | 水戸市鯉渕町2222-1 |
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TEL | 029-259-2280 |
HP | https://hokuyoukai.jp/ds-momiji |