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支援員

Support staff

今回は、知的障がい・精神障がいの方が入所する支援施設。利用者に寄り添い、個々に合わせた支援・介助を行う支援員の仕事を体験！自宅のような落ち着ける温かい空間で利用者、そしてその家族から支持を得ている「松風園」を突撃取材！！

支援員になったきっかけを教えてください！

「保育士の仕事をしていた頃、勤務していた保育園にダウン症や自閉症の園児がいました。障がいのある園児と接しているうちに、大人の方のサポートをしたいと考えるようになり、3年半前に今の職場に転職。少なからず障がい者に対して『汚い・怖い・お世話が大変』などの偏見がある人もいると思います。しかし、私自身は障がい者に対してそのような考えや色眼鏡で見ることがなかったので、不安や戸惑いは一切ありませんでした。」

仕事をする上で専門的な知識や資格などは必要ですか？

「知識や資格は必要ありません。基本的に出来ることは入所者本人にやってもらい、出来ないことや苦手なことをサポートすることが支援員の仕事です。サポートも担当制ではなく、大家族のように支援員みんなで入所者全員をサポートする体制なので安心です。タイプ的には、自信がなくて慎重な人や人の意見を素直に聞き入れられる人、柔軟に物事を考えられる人が向いていると思います。」

支援員のお仕事で気をつけていることはありますか？

「障がいの有無に関わらず、言葉で思いを上手く伝えられないことは誰にでもあることです。そんな時は思いを手紙に書いてもらったり、YES・NOで答えられるような質問形式にするなど工夫しています。また、虐待や差別を受けてきた入所者に対してはメンタル部分のサポートも必要。無理強いはせず、入所者個人のその時の状態に合わせて寄り添った支援ができるよう心がけています。しかし、私自身が入所者から成長させてもらっている部分があるので『お手伝いさせてもらっている』という気持ちが大きいですね。」

株式会社東京空色 松風園

「0歳から100歳の障がい者の生活基盤を支援する」を企業理念とした施設。安心安全で清潔な施設づくりと利用者ファーストを考えた支援を行っています。