


電線解体機に電線をイン!

電線がキレイに剥けて、銅線が出ました。

これは銅線を分解し、銅に処理加工する機械です。

処理された銅が、ドラム缶にギッシリ詰まっています。

処理できる電線を仕分け。こうした作業を繰り返します。
スクラップ処理業者の
スタッフ
Staff of the scrap processor
今回突撃取材したのは、スクラップ処理業者の一昇金属。金属くずを処理加工し、リサイクルできるように素材にしていきます。環境意識が高まる中で、重要性が増している業種です。ちょっと大変そうなイメージがあるかもしれませんが、現在は機械化が進んでいるため作業自体はかなりスムーズ。がんばった分だけ成果が得られる仕事です。
金属くずを“お宝”に変える仕事
一昇金属の本社工場で目にしたのは、山のように積み上がった金属くず。ここには解体ビルや工事現場、工場などから引き取った大量の金属くず(銅・アルミ・ステンレス・真鍮・貿易屑・鉄屑)が集められています。放置しておけばただのゴミですが、それを“お宝”に変えてしまうのがスクラップ処理業。たとえば非鉄である銅は、電線に使われている銅線を粉末状に解体することで、再度取り出すことができます。とくに銅は「リサイクルの優等生」と言われ、半永久的に素材として再利用可。ドラム缶にぎっしり詰まった銅は、1缶でなんと1トン。しかも、かなりの金額で取り引きされます。それだけに工場内は厳重な警備体制を敷いています。
がんばった分だけ成果が出る!!
重機を使って工場内の金属くずを整理している浅野さん。入社後に先輩たちから重機の扱いを教わり、免許を取得しました。「作業の多くは機械化されているため、過度な肉体労働はありません。未経験でももちろん大丈夫。大切なのは目標を持って、ひとつでも多くの処理加工をしていくことです」と話します。スクラップ処理は、ひとつの加工で数倍の価値を生み出す仕事。処理をすればするほど、成果に結びつきます。「がんばれば給料に反映されるので、若いスタッフたちが生き生きと働いています。加えて、地球環境に役立つ仕事というやりがいもあります」と嬉しそうな表情。この職場で新しい価値を見つけてみてはいかがでしょうか。
株式会社一昇金属
金属屑(銅・アルミ・ステンレス・真鍮・貿易屑・鉄屑)や電線屑、機械屑などのスクラップ、売買を通して、リサイクル活動に取り組んでいる企業です。
住所 | 小美玉市鶴田1277-2 |
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第二工場 | 小美玉市中野谷501-359 |
TEL | 0299-48-3155 |
URL | http://issyou.co.jp/ |